はくい幼稚園は仏教幼稚園です。
仏さまの教えに依る豊かでつよい心を育てます。
Educational policy
ある学者さんは、人間にとってもっとも大切な能力の一つが「熱中する能力である」と、言いました。また、ある歴史小説家は、「想像力こそ大切である」と言います。優れた頭脳のことを「やわらかくてふにゃふにゃ」と表現する脳学者もいます。美しさを感じ、ユーモアを楽しむ心が「最高の生きる力だ」と言った精神科医もいます。幼児期は身体や心が大きく成長する時期です。そして、やりなおしのきかない時期でもあります。実際に人間の脳の90パーセントは幼児期に形成されます、大脳生理学で言うと、まず大脳皮質が(感ずるはたらき)が育ち、それを土台として大脳新皮質(考えるはたらき)が育つのです。
ですから、幼児期に大切なのは、先ず、この大脳皮質をしっかり育てることです。そして、大脳皮質は、さまざまなものを見て、聞いて、嗅いで、触れて、味わう、すなわち豊かな体験を通してしか育ちません。
幼稚園は、そんな人間の基礎を築くための学校です。
羽咋幼稚園は浄土真宗のお寺、本念寺の境内にあります。昭和7年に羽咋仏教幼稚園としてはじまり、昭和27年に学校法人が運営する羽咋幼稚園になりました。
当園では、2500年まえにお釈迦さまがお開きになった、仏教のおしえをたよりにして幼児教育をおこなっています。仏教の子育てのテーマは「ほとけさんになること!」いや、まじめなはなしです。ほとけさんとは、人間として生まれたらいろいろな苦労や迷いに遭うということ、そのたいへんな人生を、明るく一生懸命に生き抜く、それがほとけさんです。大人はこどもにいろいろな願いをかけますが、一番かなめの願いとは、幸せに人生を生きてほしいということではないですか。それを教えてくださったのがお釈迦さまです。羽咋幼稚園の教育、そして環境には、そのお釈迦さまの教えを頼りとして活かしています。
幼児期には、こどもは一日平均して5から10の割合で新しい言葉を語彙に加えてゆきます。このとき、体験をとおしてしっかりと言語を習得することで、豊かに感じる心を育て、論理的な思考を身につけます。
6月から8月にかけて、園ではどろんこ遊び、そして水遊びをします。ざらざらした砂のかんじ、ぬるぬるしたどろんこ、ひんやりつめたい水しぶき、屋外で身体を刺激にさらして、身体を、感受性を育てます。
いろんなおどりをならい、てつぼう、ぼうのぼり、なわとび、とびばこ、達成感のあることにむかいます。年長さんはドリル演奏を練習して、様々な機会に演奏を披露します。幼稚園は、たくさんのともだちといっしょに育つ場所でもあります。ともだちとあそび、協力してものごとにあたる、コミュニケーションする力を養います。
お絵描きや工作を通して、表現すること、創造することの面白さを知り、現代アートの視点で柔軟な発想を養います。手先を動かして発達を促します。
幼稚園は、たくさんのともだちといっしょに育つ場所でもあります。ともだちとあそび、協力してものごとにあたる、コミュニケーションする力を養います。
園庭にはたくさんのだんごむしが住んでいる場所があります、大きな砂山があります、クライミングもできます。園庭に出て、季節を感じ、虫取りをして育ちます。
Kindergarten building
子どもたちが一日のびのびと
過ごす園舎を紹介します。
Overview